グラパGFW(ギアオイル)

摩擦力と摩耗を大幅に軽減できるギア高性能極圧潤滑油改良剤

グラパGFWは・・・

グラパGFWは、高性能基油と優れた改良剤(CTHz)システムで処方された商品です。極圧および高衝撃荷重が伴う車軸やトランスミッション(変速機)向けの高性能極圧ギアオイル改良剤です。摩擦は単純に、物体の運動を妨げる接触面での逆方向の力であり、摩耗は摩擦で生じた力で固体表面がだんだんと減ってゆく現象です。

バイクギア

バイクギア

バイクへの注入

バイクへの注入

車のトランスミッション変速機

車のトランスミッション変速機

原料SEM写真

原料SEM写真

分析表

SRV摩擦摩耗試験結果

耐荷重試験

滑り摩耗する場合
GFW2イラスト

特長と効果

装置寿命を最大限に延長し、操業経費を削減するために効果的な基油と添加剤が必要になります。
グラパGFWは、これらの要求を満たすよう処方設計された製品です。

グラパGFWの特長
期待できる効果

非常に優れた熱安定性と高温酸化安定性

デポジットの生成を最小限に抑えギア及びベアリングの寿命を延ばします。シール材の寿命を延ばします。

低速/高トルクによる摩耗、高速により生じる
スコーリング(摩耗や機械動作による傷)に対する優れた保護

良好な耐荷重性

メンテナンスコストの削減と装置寿命の延長

優れた防錆性、腐食防止性

摩耗の低減と部品寿命の延長

実効性のある低温潤滑性

良好な始動性

一般的な自動車用シール材やガスケットとの適合性

漏れや異物混入による汚染を最小限に抑えます。

摩耗に関する注意点

  1. 耐摩耗性は材料固有の性質ではない。
  2. 摩耗は、摩擦の力学的条件、雰囲気、両摩擦材料の性質、各々に関わる多くの因子の影響を受ける。
  3. すべての用途に万能な耐摩耗材料はない。
  4. 摩耗の程度は条件によって10桁以上の幅で大きくなる。
  5. 耐摩耗性向上の対策は、状況によって材料の変更、潤滑剤・潤滑法の変更、摩擦条件の変更など異なる方法がとられる。

オートマチックトランスミッション、CVT、多板式LSDには使用しないでください。

トラック(ダンプカー)、バス、重機、フォークリフト、農機具等一般にギアオイルを使用している業者の方は、年数的に古い車両等は年に1回位の割合でパーツの交換が生じます。新しいオイルを交換しなければオイルに腐食防止(劣化)が発生し、また、耐荷重などによってパーツ(ギア、ベアリング)の寿命が短くなります。グラパGFWを注入することでギアの歯面を保護し、抵抗を低減することで、スムーズに回転し寿命が延び雑音、馬力、燃費の向上もよくなります。

<使用方法>

グラパGFWを注入する前に4~5回よく振り、ギアの入口に本体の先を差し込んで注入してください。乗用車の場合、また業務用については使用する前に4~5回よく振りオイルの数量に合わせて注入してください。

 

<成分>

ベースオイル、CTHz

<使用量>

  • 乗用車:ギアボックスケース(ギアが入っている部分)は乗用車でも様々な容量があり全容量に対し、「5%~10%」で添加してください。例)2Lが全容量であれば200cc添加してください。
  • トラック、バス、漁船(10トンクラス)、重機(中型)等:1000mlを目安に使用してください。
  • 産業機械等の使用については、現在使用している数量に合わせるため営業担当に相談してください。

 

<用途>

発電所、電車、船舶、産業用精密機械、建設用(鉱業、採石、重機、ダンプ)、トラック、バス、配達車、バイク、農機具等。

※オートマチックトランスミッション、CVT、多板式LSDには使用しないでください。

<使用上の注意>

  • 火気の近くで使用しないでください。
  • 用途以外に使用しないでください。
  • 長時間臭いを嗅ぐと有害です。通気の良い所で使用してください。
  • 使用後は石鹸で手をよく洗ってください。
  • 他の添加剤や改良剤との併用は避けてください。

<応急処置>

  • 飲み込んだ場合:吐き出させず、直ちに医師の診断、手当を受けてください。
  • 目に入った場合:コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外して、洗浄してください。水で数分間、注意深く洗ってください。刺激が持続する場合は、医師の診断、手当を受けてください。
  • 皮膚に付着した場合:衣類に付着した場合は速やかに脱いでください。皮膚を速やかに多量の水と石鹸で洗ってください。医師の診断、手当を受けてください。
  • 吸引した場合:空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息してください。

<保管及び廃棄方法>   

  • 乳幼児の手の届かないところに保管してください。
  • 直射日光の当たる場所や40℃以上になる場所、凍結する場所に保管しないでください。
  • 廃棄においては、関連法規ならびに地方自治体の基準に従ってください。
  • 空容器を廃棄するときは、内容物を完全に除去してください。